2011-02-16

Sphinx + 翻訳 Hack-a-thon 2011.02 に参加しました

先週の土曜、 2011-02-12 、翻訳ハッカソンに参加してきました。

公式サイトのレポートはこちら。 togetter はこちらです。

翻訳ハッカソンというか、一応の主題は Sphinx なのかな。 Sphinx というのは、 Python で書かれたドキュメント生成ツールです。っていってもナンノコッチャって感じかも。超大雑把に言うと、特定の書式 (wiki っぽい書式に python っぽいお約束をトッピングした感じ?) で書いた大元となるドキュメントから、 html や ePub などの形式でのドキュメントを生成するものです。私の手元のマシンにインストールした状態だと、こんな感じ。

C:\Users\toshihiro\workspace\github\symfony-docs-ja>make
Please use `make ` where  is one of
  html       to make standalone HTML files
  dirhtml    to make HTML files named index.html in directories
  singlehtml to make a single large HTML file
  pickle     to make pickle files
  json       to make JSON files
  htmlhelp   to make HTML files and a HTML help project
  qthelp     to make HTML files and a qthelp project
  devhelp    to make HTML files and a Devhelp project
  epub       to make an epub
  latex      to make LaTeX files, you can set PAPER=a4 or PAPER=letter
  text       to make text files
  man        to make manual pages
  changes    to make an overview over all changed/added/deprecated items
  linkcheck  to check all external links for integrity
  doctest    to run all doctests embedded in the documentation if enabled

で、この Sphinx を使って、 OSS (には限らないけど) のドキュメントをもくもくと翻訳しようというハッカソンでした。私は、外様の PHP チームとして Symfony2 のドキュメントの翻訳での参加でした。 Python や Sphinx の集まりで PHP (やその他 python 以外の人) が多く参加することって、やっぱ少ないっぽいらしく、それはそれで面白いものだったようです。

で、 Symfony2 のドキュメントは原文が Sphinx なので、原文を拾ってきて文章を置き換えるだけなら Sphinx の事は知らなくても何とかなります。ただ、ドキュメントの原文と翻訳とはそれぞれ github 上にあるので、 git および github の使い方がよくわからないと、翻訳以前のところで引っかかっちゃうかも。私も午前と昼食後しばらくは環境構築にちょっと時間を取られました。 Sphinx および git に関しては済んでいたので、主に github の使い方に関してですが。このあたり、まとめておいたほうが良さそうですが、それはいずれ。

ちなみに原文の repository はこちら、翻訳の repository はこちらです。また、翻訳の手順等に関してはこちらを参照か、日本 Symfony ユーザー会、あるいはそのメーリングリスト (google group)まで。

翻訳だけやってたわけじゃなくて、 LT では先日の PyCon Mini JP で行われた発表などなど、かわるがわる行われ、翻訳を進めつつ見入ってみたり。 Sphinx ベースのプレゼンツールとか、 Sphinx ベースのダイヤグラム作成ツールとか、興味深すぎるものがてんこ盛り。 @takuan_sho さんの Ren'Py の紹介とかとか。

来月も行われるのかな? それまでには何かネタを仕込まないといけないかも!?

Symfony2 ドキュメント翻訳の成果は、順次日本 Symfony ユーザー会のサイトで公開されますので、参照いただければ幸いであります。

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